あるとき思いました。
「爆弾を使ったパズルゲームを作ろう」
と。
どこかで聞いたことのある話ですが、今度はBomberBomberとは違うルールのものを思いつきました。
思いついたのなら作ってみれば良いじゃない。
ということで作った作品になります。
この作品については、正直どの作品を参考にしたとか全く覚えていないのですが、特定の作品を参考にしたものではないことは確かです。
ゲーム概要
- 画面内に置いてある爆弾を押すと、何か障害物に当たるまで飛んでいき、爆弾のまわりを巻き込んで爆発します。
- どろぼうに触れるとペナルティが発生します。
- お金に触れるとお金をゲットできますが、爆発に巻き込まれるとなくなります。
- 自分が爆発に巻き込まれると、真っ黒になってペナルティが発生します。
- とびらに触れるとクリアです
- すべての面で、真っ黒にならずに、かつすべての泥棒をすべてたおして、かつすべてのお金を集めてゴールすると、パーフェクトクリアとなります。
使用したツール
Windows+ HSP(Hot Soup Processor) で開発しました。
本当に本当にお世話になっているHSP。今作でも大変お世話になりました。
画像については、 EDGE を用いています。
相変わらずセンスがアレです。
タイトル画面の画像だけ、友人に作成していただきました。久しぶりに起動してみて気づきました。クオリティが違いすぎてびっくりしますね。
音楽については、CakewalkでMIDI作成していたようです。
4曲作成していたようです。残念ながらこれといって特筆すべき楽曲ではありませんでした。。。
目指したもの
このゲームについては、特定の参考作品がありませんので、元ネタに近づけて云々、といった目標はありませんでしたが、
とにかく爆弾連鎖の気持ちよさを最優先に考えて作りました。
実際に出来上がったもの
当時(あくまでも当時)の自分の価値観的には、割と無難なものができたかな、と思っています。
プログラムの組み方が悪かったので、実行環境が変わると歩く速度とか爆発連鎖のスピードが変わってしまったりと、作りとしてはかなりイマイチな部分も散見されますし、相変わらずグラフィックはしょぼいですが、
好みの問題はさておき、「これはひどい作品だな・・・」からは一応脱却できた、ような気がしています。
リリース後に思ったこと
この作品もBomberBomber以来、当時のフリーソフトを紹介している系の雑誌に掲載していただいたりしました。
主人公が魔法使い見習いの少女という設定だったのですが、そのせいか何故か萌え系作品として紹介されたこともあったりと、謎の経緯を持ちます。
駄作を連発したあとだったので、当時は結構な満足感があったような記憶があります。
そのおかげで、割といろいろとプログラムについて考え始めるようになって、このあとはいよいよC言語に手を出し始めます。
結果的に本作でHSPを卒業することになりました。いや、別に卒業するつもりはなかったのですが、結果的にHSPに触れることがなくなりました。
とはいえ、最近記事を書くために昔の作品を実行させようとしたとき、HSP作品については実行環境を整えることなく、必要に応じてコードを修正してそのまま直に実行できるという手軽さは、正直言って改めて感激しました。
2000年3月作
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