前作(リリースには至りませんでしたがUSA100m走)で、スポーツ系(主に陸上競技系)のミニゲーム集を作りたかったのですが、あえなくお蔵入りとなりましたので、今度は違うタイプのミニゲームを作ろうと考えました。
なにか当時、脳トレが流行っていたような気がします。そんな中、脳トレと言ってしまうと言い過ぎですが、方向性としては脳トレ的なゲームを作ろうかな?と、なんとなく考えて作り始めました。
その作成しようとして完成しなかったゲームが「タイトル無し(コードネーム:sinkei)」です。
ゲーム概要
- ミニゲームを選択してハイスコアを競います。
- 1.数字当て:画面四隅に数字が一瞬表示され、消えた後にどの数字が表示されていたかを当てるゲーム
- 2.タイミング:落ちてくる何かを、タイミングよくクリックするゲーム
- 2.テキスト認識:画面中央に文章が一瞬表示され、消えた後に3択でどの文章だったかを当てるゲーム
使用したツール
Visual C++ と elライブラリ を用いて開発しました。
グラフィックはとりあえず EDGE で作成しました。
暫定で作成していたのですが、そのまま暫定の状態で終了。
ほんのちょっとだけジングル的な音楽作成まで行っていました。
目指したもの
今作については特に模範とする作品は存在しませんでした。脳トレ的なゲームを目指すと言いつつも、脳トレ的なゲームをプレイしたこともないので、完全に想像で、おもしろそうなものが出来たら良いな、程度の目標でなんとなく作り始めました。
なにか、操作が気持ち良いとか熱中できるとか脳が鍛えられるとか、そういった何か目指す指標でもあればよかったのでしょうけど、当時を思い返すと何もありませんでした。
いくつかミニゲームを作っていく中で、何か一つでもおもしろいと感じることが出来るものがあれば良いかな、程度でした。
開発中止ポイント
上記「目指したもの」の内容の通り、これではおもしろいものが作れるはずもなく、3つほどミニゲームを作ってみたところで開発中止としました。
今考えても、本当に「何を目指していたのだろう?」といった作品でした。
本ブログを書き始めてから、自分が開発したボツ含む過去作品をプレイしたりしているのですが、今作が一番きつかったです。
おもしろポイントが無いですし、見た目も悪いですしセンスも悪いですし、何一つ良いポイントが挙げられません。
思ったこと
あらためて本当に思うのですが、ゲーム開発においてやはり何か目指すもの・目標・完成後のイメージ等の、先を考えた開発は絶対に必要です。
明らかに何からのおもしろいポイントを用意しないと、どうしようもありません。
この記事を書くこと自体もためらわれました・・・・・
ですがこれも記録。この記事を書くために自身を振り返ることも大事なことなはずです。きっと。
本作を改めてプレイしてみて、我ながら本当に恥ずかしくなり、もう2度とこのような恥ずかしい思いをしないようにしよう、と心に誓うのでありました。。。
2002年あたり(未完成)
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